専業トレーダー　DaTsU

THE 有頂天ホテル

株式投資を始めてから優待という制度を利用して、ここ何年も映画館でお金を
支払ったことがないが、最近のシネコン等の乱立でスクリーンが相当数増えてしまい
どこでもサービスが良くなっている。

たとえば近くのTOHOシネマズでは、

ファースト（毎月1日）　ＤＡＹ
レディース（毎週水曜日）　DAY
メンズ（毎週月曜日）　DAY　　
夫婦一方が50歳以上の場合
60歳以上の方　
学生3人組　　　　　　　　　　　　　　　

これらでいつでも１，０００円均一で見られる。

その他にも、ナイト割引、マイレージ割引、シネマズカードを持っていると
６本に１本は無料となる。

そんなわけで、月曜日とかに東宝優待券を利用して見るとかなり損した気分になってしまう。

株価の上昇でなんだか本当に優待券が割に合わない感じがしてきた。


映画優待券一覧　　株価は週末終値

９６０２　東宝　２，３８０円　ｘ　１，０００　２，３８０，０００円　で　毎月１枚の東宝招待券

９６０１松竹　１，１３０円　×　１，０００　１，１３０，０００円　で
映画招待カード（８回相当分）

９６０５　東映　　８２２円　×　１，０００　８２２，０００円　で　
招待券毎月１枚

９６３１　東急レク　６８４円　×１，０００　６８４，０００円　で
招待券毎月１枚

９６３７　オーエス　８００円　×　１，０００　８００，０００円　で
映画館優待券毎月２枚

９６３６　きんえい　４０１円　×　２，０００　８０２，０００円　で
映画招待券毎月２枚

９６３２　スバル　４７８円　×　１，０００　４７８，０００円　で　
招待券６枚

９６３３　テアトル　４８５円　×　１，０００　４８５，０００円　で
映画招待カード（毎月１枚相当）


さて、邦画が最近熱い。　勿論YAMATO効果もあるのだろうが。
調子に乗りまくっている三谷氏の新作を見た。

思い出すのが、10年前に見たタランティーノ監督などが作った
＜FOUR　ROOMS＞だ。
これも確か大晦日で各部屋ごとに起きる短編集だが
大変ユニークだった。

一人一人が他の映画でも主演級の役者たちがところ狭しと
ホテル内を動き回る、喋り捲る。とにかく笑いが満載な２時間強なので
とてもリラックスして見ることができる。隣のおばさん集団の笑い声の
大きいこと大きいこと。

やはりこの中でも主役を堂々と演じている副支配人役の役所氏の演技力には本当に
脱帽。相棒の戸田女史も見事な演技。早口のしゃべりがひとつのポイントなので
カツゼツが悪いと話にならない。
松さんは時折主役を喰っていたし、佐藤氏の最悪な国会議員を良く演じていた。
慎吾氏はまあまあ、涼子女史はすべてが絶好調のいい役をもらっていたし、
角野の親父と伊藤四郎もばっちしいつでもコミカルな演技をしてくれていた。
役者として大好きな唐沢氏と寺島氏の競演が見れたのも嬉しかったし、
近藤氏と石井氏も役作りにかなりの時間をかけたと見た。
西田氏、津川氏は完璧な役者をそのまま出してくれた。

書けばキリがないが、一回みればすべての場面が役者の名前と思い出すことが
できる。稀有な作品だろう。


舞台は、都内の高級ホテル「ホテルアバンティ」。
物語はすべて、その中で展開します。
大晦日、年をまたいだ2時間のリアルタイムのドラマ。
ホテルアバンティで働く沢山の従業員達。総支配人、副支配人、アシスタント・マ
ネージャー、客室係、ウェイター、ベルボーイ、ホテル探偵、表には見えない隠れた
セクションで働く人々。
パーティーのショーに出演するためにやって来る芸人達。
そして様々な「訳あり」の宿泊客たち。汚職議員、自殺願望の大物演歌歌手、コール
ガール、家族の反対を振り切って愛人に会いに来た会社社長、訳ありなフライトアテ
ンダント、副支配人の別れた妻………。
その夜、彼らに降りかかった、信じられないような災難。そして奇跡。
迷路のようなホテルの中で、それぞれの物語は同時進行で進んでいきます。
あるエピソードの主人公が、別のエピソードでは脇にまわったりと、物語は縦横無尽
に絡み合います。
そして物語は、登場人物たちが勢ぞろいする、クライマックスのカウントダウンパー
ティーへ。

申し分のない副支配人　新堂平吉 ： 役所広司
議員の元愛人、今は客室係　竹本ハナ ： 松たか子
人生崖っぷちの汚職国会議員　武藤田勝利 ： 佐藤浩市
歌を愛するベルボーイ　只野憲二 ： 香取慎吾

神出鬼没のコールガール　ヨーコ ： 篠原涼子
アシスタントマネージャー　矢部登紀子 ： 戸田恵子
怪しい、料飲部・副支配人　瀬尾高志 ： 生瀬勝久
謎のフライトアテンダント　小原なおみ ： 麻生久美子
不幸せなシンガー　桜チェリー ： YOU
筆の達人・筆耕係　右近 ： オダギリジョー

マン・オブ・ザ・イヤー受賞者　堀田衛 ： 角野卓造
スパニッシュマジシャン　ホセ河内 ： 寺島進
議員の秘書　神保保 ： 浅野和之
耳の大きな男　板東直正 ： 近藤芳正
ウェイター　丹下 ： 川平慈英
客室係　野間睦子 ： 堀内敬子
演歌歌手の付き人　尾藤 ： 梶原善
ホテル探偵　蔵人 ： 石井正則（アリ to キリギリス）

支配人の別れた妻　堀田由美 ： 原田美枝子
一九分けの芸能プロ社長　赤丸寿一 ： 唐沢寿明
事故に遭った大富豪　板東健治 ： 津川雅彦
能天気な総支配人 ： 伊東四朗
死にたがる演歌歌手　徳川膳武 ： 西田敏行